都祁診療所では、日々の診療を通じて得られる気づきを、地域医療の質の向上につなげるための取り組みを続けています。診療体制そのものを見直す業務改善活動と、大学・他機関と連携した学術研究の両輪で、都祁地域だからこそ見えてくる医療の課題に向き合っています。
業務改善・質改善活動

診療体制の充実
利用者アンケートで寄せられた声をもとに、オンライン栄養外来や睡眠時ポリソムノグラフィ(睡眠検査)など、新しい診療メニューを順次導入しています。
- 診療所アンケートを実施し、利用者の意見を収集(2025年4月)
- オンライン栄養外来を開始(2025年4月~)
- 睡眠時ポリソムノグラフィ(睡眠検査)を導入(2025年11月)
業務効率化・サービス向上
スタッフが働きやすい環境づくりや、多様な患者さんへの対応力向上にも取り組んでいます。
- シフト管理アプリ「Cross Log」を導入(2025年10月)
- 外国人患者への診療対応能力向上の取り組み(松村)(2025年11月)
学術・研究活動
総合診療医を育てる教育機関として、大学や他の研究機関と連携しながら、地域医療の現場に根ざした研究にも力を入れています。学会発表や国内外の共同研究への参加を通じて、都祁地域での実践知を広く発信しています。
学会発表・研究基盤整備
診療データの分析基盤を整えながら、国内外の共同研究や学会発表にも取り組んでいます。
- 糖尿病診療の質評価研究(科研費)に関する報告書を作成(2025年4月~)
- 芝浦工大市川研究所との共同により地域医療貢献度調査を実施し、受診行動の分析を実施(2025年4月~)
- 地域医療における診療看護師(NP)の役割について学会発表(東京医療保健大学和歌山看護学部,2025年11月)
- 電子カルテデータ抽出体制の構築(2025年12月~)
- 診療所委員会インシデント報告会の企画(2026年3月)
- 国際プライマリ・ケア共同研究(INTRePID研究)に参加(2026年3月~)
- 長崎大学のワクチン有効性に関する研究(VERSUS研究)に参加(2026年3月~)
進行中の研究(支援、共著)
現在、以下のようなテーマで研究に参加・協力しています。件数が多いため、テーマ別に整理してご紹介します。
感染症対策に関する研究
- 面会制限によるCOVID-19クラスター発生抑制効果の検証研究(2025年4月~)
- 発熱外来の運営体制と患者数との関連性に関する研究(2025年4~12月)
- COVID-19に対するリスク認知と感染予防行動に関する調査研究(2025年4~5月)
在宅医療・高齢者ケアに関する研究
- 要介護高齢者における訪問診療導入に関する研究(2025年4~5月)
- 青森ヒバ精油による離床促進効果を検討する研究(HIBA Project)(2025年12月~)
医療者の働き方・キャリアに関する研究
- 医師の職場環境と生活満足度に関する研究(WELL Study)(2025年6月~)
- 医療・介護従事者の腰痛予防を目的とした介入研究(BACK-UP Study)(2025年11月~)
- 地域志向型研修修了医のキャリア選択に関する研究(LEGACY研究)(2026年2月~)